なぜ早期英語教育が必要なのでしょう

●子供は元来国際人

 乳幼児が発する喃語(なんご)を録音して分析してみると、なんと、色々な言語の発音が含まれているそうです。乳幼児はどこで生まれても同じ、元来国際人なのです。それが、お母さんやお父さんのあやす言葉を聞いて成長するうちに、段々母国語の発音に固まってくるのです。

 幼児は、日本語でも英語でも、区別する事をせずに全て素直に「音」として受け止めます。各言語にはそれぞれ異なった周波数があり、胎児の頃からその周波数を聞き分けているのです。その聞き分けることのできる能力は6歳をピークにその後徐々に低下を初めます。「まだ日本語もきちんと話せないのに」という質問を良く耳にしますが、正しい発音や、周波数の違いをそのまま聞いて真似ができるのは、日本語がまだ固まっていない幼児期なのです。読み・書き・文法は後に習得できても、この時期にしか出来ない事が語学習得にはあります。この時期が最も重要な時期と言えるでしょう。

 

●英語は幼児の無限の可能性を引き出す一手段

 しかし、私たちが早いうちに英語を与えたいを言う理由は、それでけではありません。今や、乳幼児が受ける刺激やその環境の大切さは、誰もが認めることころです。大脳生理の解明と共に、乳幼児期がいかにその後の能力形成にとって重要な意味を持っているかがはっきりしてきたからです。子供の脳の重さは、3歳で大人の60%、6歳で80%、9歳で早くも大人なみという急激な成長ぶりです。この時期に良い刺激を受けることによって、脳のより良い発達が行われるということは言うまでもありません。この時期の育て方次第で、幼児の能力を無限に伸ばすことができると言っても過言ではありません。英語を与えることによって、子供の頭脳の発達を促し、他の色々な能力もこれに伴って開発されていきます。英語遊びの中での自主的な興味づくり、無理のない反復による記憶、ひとつのことに集中する態度など、さまざまな能力の発達に良い影響を与えるのです。英語は、幼児のその無限に伸びていく可能性を引き出す一手段です。可能性も大きいかわりに、その時期を逃すと失うものも計り知れないことも明らかなのです。今しか出来ないこと・・・。今だから出来ること・・・。